第1回:始まり
第2回:コンプの原理
番外:歪みの原理
今回は、下記の2つのケースを想定した、最終的な理論値の波形イメージを描いてみます。
ケース1:ベース→歪み系エフェクター→コンプ
ケース2:ベース→コンプ→歪み系エフェクター
まずは図1を、原音として、コンプ&歪みを同じレベルで変形させた波形を描いてみました。
図1:原音
これ以降の図では、MicrosoftのPowerPointを使って、決めた基準(各ゲイン、歪みの出力、コンプのスレッシュ等の縦幅を統一)で波形を変形させています。
それでは、ケース1での波形の変化の図解(図2)です。
まずは、左側の歪みが行われた後に、右側のコンプをかけた想定です。
歪みは、単純に全音域の音量を上げた形にしています。
図2:ケース1の波形
次にケース2での波形の変化の図解(図3)です。
まずは、左側のコンプが行われた後に、右側の歪みをかけた想定です。
コンプと歪みの縦幅は、図2と全く同じ条件にしています。
そのため、コンプと歪みの接続の順番を全く逆にしただけと考えてください。
図3:ケース2の波形
最後にケース1とケース2の最終的波形の比較です。
図4:ケース1と2の最終波形の比較
順番を変えるだけで、ケース2の方が、全体の音域にかけて歪むのが分かります。
ただ、原音の音の波形に近いのは、ケース1です。
こういったことを考えて、音出しを考えると楽しみです。
理論上だと、ケース1とケース2は、どちらが好みでしょうか?
宣言しておくと、私の理論上の好みは・・・
ケース1に1票!!
宣言しておくと、私の理論上の好みは・・・
ケース1に1票!!
次は最終回の予定ですが、実際に音出しをしてみようと思います。
はたして、この見解は、変わってしまうのか!?
ではでわ!!
(^○^)/
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「第4回:最終回」に続く・・・
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